エマ・ストーンを観にLA LA LANDへ

去年の話題作LA LA LANDを観てきました。ネタバレはたぶんしない。

エマ・ストーンと言う女優さんが好きです。

ご多分に漏れず、彼女を知ったのはアメイジング・スパイダーマンのヒロイン:グウェン・ステイシーで、お笑いコンビ オセロの松島さんに顔も声も似てると当時よく語ってました。アップになると目がギョロッとしてて頬から口にかけての凹凸やしわが多くてもちろん一線級のハリウッド女優さんですのでそれなりではあるのですがそんなに美人ではない。例えるなら洋ゲーのキャラクター、日本人向けじゃない女優モデリングを地で行った様な感じ。

ただ、グウェンを演じた彼女は顔の好みが多少気になる所はあっても時々魅入ってしまう程可愛くなる時があります。それが彼女の実力で持って生まれた魅力なのでしょう。特に泣き顔が映える女優さんでアメスパも今回のラ・ラ・ランドもそんな彼女を堪能できる一作でした。

女優を夢見るミアとジャズクラブを持ちたいセブ、二人の夢追い人の恋愛と悩める人生の物語。もちろん欠かせないのは素敵な歌で彩られた正統派ミュージカルである事。オマージュも沢山あって古い映画の映像手法も取られてて今作の監督デミアン・チャゼルは本当にミュージカルが好きなのだなぁと感じさせる正統派ミュージカル映画でした。逆に言うと目新しさに欠けるかなとちょっと思ったり。(言う程ミュージカル映画に精通しているわけじゃないですけど。)

ストーリーはそれほど深い話では無くて、あらすじとしては割りとあっさりしています。箇条書きするとすぐ終わってしまう感じ。濃厚なラブストーリー、斬新な新機軸ミュージカルと思って行くと肩透かしを食らうかもしれません。思うにアメリカローカルな部分も多分に含まれているので日本では人を選ぶのでは無いかなとも思います。シン・ゴジラとかこの世界の片隅にとか日本人じゃないと理解・楽しめない部分がある様にこの映画にもそういう側面がある様に思いました。だから日本人でこの映画を見るには少なくとも夢追い人になった事がある人でないとピンと来ないのではと今は思います。行く前にデートムービーとして最適みたいな言葉をSNS等で散見しましたが、ラブストーリーは一つの要素でしか無いので二人の主役がいい感じにくっつくんでしょ?みたいな感じで行くと『なんか思ってたのと違ったねー』と言う事になると思われます。僕は二人は恋人でもあり相棒でもあると思います、セブが最初にミアはタイプじゃないと歌っていますしね。

もちろんミュージカルが好きな人は見て損は無い。間違いなくここ数年の代表作になるであろう楽しくて切ないミュージカル映画に仕上がっていると思います。

P.S.いろいろ調べていたら監督はこの映画を撮るために前作『セッション』を頑張ったと言う記事を見ました。なるほどつまり監督はセブに自分を投影しているんだなぁ。